デジカメ写真の管理に適した画像ビューア。スライドショウを楽しむこともできる。「NAVERフォトビューアー」は、「二枚並べて表示」や画像を美しく表示する「イメージ補正」などの機能を備えた画像ビューア。シンプルなデザインの画面で、はじめてでも直感的に使うことができる。基本的なファイル操作はもちろん、ファイル名や画像形式(フォーマット)、サイズの一括変換なども行える。
メイン画面は、左側にフォルダツリー、右側にファイルビューが配置されたエクスプローラ風の2ペイン構成。リストビューの表示は「縮小版」「アイコン」「一覧」「詳細」から選択できる。コピー、切り取り、貼り付け、削除、リネームといったファイル操作を行うことが可能で、エクスプローラと同様の感覚でファイル管理を行える。「指定場所にコピー」したり、左右90度に回転させたり、上下/左右に反転させたりといったこともできる。
リストビューで画像ファイルをダブルクリックすると、拡大表示に切り替わる。拡大表示では「原寸大」のほか、「画面に合わせる」「幅に合わせる」「高さに合わせる」「大きなイメージのみ画面に合わせる」から表示方法を選択できるようになっている。
画像(画面)下部にマウスポインタを置くと「ナビゲーションバー」が表示され、原寸表示と自動調整のワンタッチ切り替えや、スライドバーによる拡大率の指定などを行えるようになる。画像が画面より大きい場合には、画像のどの部分が表示されているかを示す「拡大時ミニマップ」が表示され、ドラッグ操作で拡大表示部分を移動させることも可能だ(ナビゲーションバーは常に表示させておくことも可能)。
画像に「イメージ補正」を適用することも可能。「イメージ補正」「イメージ補正+鮮明に」の各メニュー項目が用意され、適用することで画像がシャープに表示される。そのほかにも、
- Exif情報の表示
- 隣り合った画像ファイルを並べて表示する(二枚並べて表示)
- 全画面表示
- スライドショウ
などの機能が用意されている。スライドショウでは、指定したWMA/MP3/WAVファイルをBGMにすることも可能だ。さらに、選択した複数のファイルに対してファイル名、画像フォーマット、画像サイズを一括変更することも可能。ファイル名の変換では「通し番号(連番)」「フォルダ名」「現在のファイル名」「作成した年/月/日」などを組み合わせて、一括変換後のファイル名を指定できる。フォーマットの一括変換では、JPEG/BMP/GIF/PCX/TIFFの各形式に対応する。