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わかりやすく、リズミカルに楽しめる二人打ち麻雀
麻雀1on1 Version 0.6.1
for Macintosh ゲーム VERSION UP フリーソフト

麻雀1on1 相手の捨て牌へのアクション(ポン、チー、ロン)はポップアップメニューで選択する。10秒以内に選ばないと無効になるので注意 HyperCardで作成された二人打ち麻雀ゲーム。対戦相手がモジュール化されており、対戦相手を取り替えて楽しめる仕様になっている(現バージョンで用意されているキャラクタは残念ながら1名のみ)。

役の解説。例が示されているものもあり、麻雀を始めたばかりの人には役に立つ ゲームそのものは一般的な麻雀のルールに則っており、ツモや和了、リーチはプレイヤー側のボタン、チーやポン、ロンは相手の捨て牌をクリックし、ポップアップメニューから選ぶという洗練されたインタフェースとなっている。また、和了役の解説と例がグラフィックで示され、非常にわかりやすいのも大きな特徴。

小気味よいサウンドとテンポのよいプレイが楽しめる、今後を期待させる一本だ。

reviewer's EYE 二人打ち麻雀ゲームのなかには、打っていて退屈になってしまうものが見受けられるが、この「麻雀1on1」は、名前の通り1対1でリズミカルな麻雀を楽しむことができるソフトだといえるだろう。初心者にもわかりやすい例示付きの役解説や、捨て牌へのポップアップメニューを使ったインタフェースなど、プレイする側に立ったソフト作りがうれしい。

また、小気味よいサウンドと、10秒という操作選択時間(これを過ぎるとツモ切りになってしまう!)が、軽快なテンポを醸し出してくれるのも楽しい。実際の麻雀の練習台としても、この時間制限は役に立つだろう(あまり考えていると残りの面子から嫌われてしまうからね)。

キャラクタは今のところ、この女子高生“椎田真奈美”クンだけだが、これが結構強い 現バージョンでは、カンがなかったり、九連宝燈の判定がなかったりするのだが、そんなことが些細なことに思えるほどの仕上がりをみせている。キャラクタも、椎田真奈美嬢一人しか用意されていないが、表情、台詞など必要十分な性格づけがされており、今後のキャラクタ追加が大いに楽しみだ。バージョンがまだ0.6.1ということなので、これからどういった機能が追加されていくのか楽しみである。
(宮原 公文)

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ソフト作者からひとこと
麻雀は世界でも最も優れたゲームの一つとされますが、どうにもルールが複雑怪奇でとっつきにくいので、ある程度簡略化したルールで気軽に楽しめるものを作ってみようと思ったのがそもそもの動機です。

「ドンジャラ」という「ドラえもん」等のキャラクタをパイにして、ルールを非常に簡単にした麻雀ベースのゲームがありますが、あれと基本的なコンセプトは一緒だと思っていただければ納得していただけるかもしれません。

オンラインソフトとしては「雀荘キャンディ」という、かなり出来のいいものがあるので、あちらの持っているコンセプトとはぶつからないようにしました。

現在は一人しかキャラクタがいませんが、プログラム的にはキャラクタを取り替えることができるようになっています。比較的簡単にキャラクタを開発できるツールを提供していけば、キャラクタを作る愉しみや、トレーディングカードのようなコレクションのおもしろさが出てきます。その上で「キューティーマスコット」(コーシングラフィックシステムズ)のような展開ができればいいな、と思っています 。

Macintoshユーザには馴染みが薄いかと思いますが、X68kというパソコンのフリーウェアのSFXVIという格闘ゲームのシステムなんかも発想の元にしています。

ちなみに、付属のキャラクタ「椎田真奈美」は拙作「FaceMaker」で作った顔をベースにしています。

どちらにしろ、まだβ版の段階ですので、想定している機能が提供できていないのが現状です。このソフトはゆっくりと開発をして育てていこうと思っていますので、気長におつきあいください。

サポートページも開いておりますので、そちらもご覧いただけると幸いです。
(大串 敏史(とんび))

※ この記事は、'98年11月19日に公開されました。


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「麻雀1on1」の最新版および関連ソフトです(ソフトのバージョンは、記事中で紹介したものと異なる場合があります)。なお、ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[http]ボタン)をクリックしてください。下線付きのソフト名をクリックすると、ソフトに関する詳細な解説が参照できます。

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