ことわざや慣用句、料理メニュー、ゲームの名セリフなど、幅広いジャンルの問題が用意されたローマ字入力対応のタイピング練習ソフト。ゲーム感覚で楽しみながら、タッチタイピングだけでなく、漢字や雑学知識も身につけられる。SpeedStrokerに登録された問題数は33ジャンル、計3,600以上。内容は多岐にわたり、故事成語、ことわざ、四字熟語のようなポピュラーな語句から、文学作品の作品名と著者、野鳥の名前、数学定理、世界の国名と首都、難読漢字(植物/動物)などの雑学知識、料理メニュー(肉料理/魚介料理/野菜料理など)、ゲームやアニメの名セリフといったものまで、幅広く用意されている。
画面は真っ黒な背景に、問題文(漢字/かな/アルファベットまたはその混在文)とタイプすべきローマ字が白く表示されるだけのシンプルな構成。正しくタイプできると、画面上の文字が順に消えてゆく。ローマ字の入力方法に柔軟性があるのが特徴で、画面に表示されていない表記法でも、正しくタイピングできれば入力を受け付けてくれる。例えば、じゃ=zya/ja、ちゃ=tya/cha、つ=tu/tsu、ふ=hu/fu、など、どちらで入力しても正解となる。
画面に比べ、サウンドはかなりにぎやかだ。正しくタイピングできたときには「オーリャ」、ミスタイプをしたときには「ウゥ(つらそうな口調で)」などと、女の子の声で1タイプごとに掛け声をかけてくれる。
問題文ごとにミスタイプが一定数になるか、制限時間を過ぎると、その問題文はパスされる。すべての問題文を終了するとクリア。全体のミスタイプと時間オーバーの回数が一定数に達するとゲームオーバーとなる。終了時には、クリアした問題数、正解/ミスタイプの回数、正解率、キータイプスピード(回/秒)、ゲームスコア(タイプの正確さや速さ、難易度によって決定)などの成績が表示される。ゲームスコアが過去10位以内にランクされると名前とスコア、そのときの全成績データが記録される。
問題ファイルをテキストエディタで編集することにより、ユーザが問題を追加・変更することも可能。スタートアップ画面やタイブ時のサウンドも、ファイルを差し替えることで変更できる。オプションモードでは、1ゲームあたりの問題数、難易度(ミスタイプや時間の限度を8段階に調整)、サウンドのON/OFFなどが設定できる。