「うさバトラーFINAL」は、個性豊かなキャラと、コマンド入力による豊富な必殺技が特徴のアクションゲーム。月で暮らしている「うさバトラー」が悪の「くろうさ」の組織を倒すべく、さまざまな国を冒険して「くろうさ」退治していく……というストーリーだ。国（ステージ）は全4面が用意されており、最終ステージには「くろうさ」のボスキャラが待ち構えている。

ステージのクリア条件は、登場する「くろうさ」を制限時間内にすべて倒すこと。クリア後はその国のボスにLIFE UPなどのパワーアップアイテムをもらえることがある。ステージに落ちているダンボールにはアイテムが入っているほか、捕虜が囚われていることもある。箱を開けて捕虜を救助すると、解放された捕虜は味方となって戦ってくれるが、誤って捕虜を倒してしまうと、国のボスの怒りを買い、ボスと戦わなければならなくなってしまうので注意が必要だ。

操作は左右の移動とジャンプアクションで行い、ハイジャンプやダッシュすることもできる。さまざまなステージの地形を移動し、自分の有利なポジションで戦うことがポイント。また、オートガード機能があり、何もしなければ打撃をガードすることが可能だ。さらにガードをキャンセルして反撃することもできる。攻撃を受けてライフゲージがなくなり、残りキャラ数が0になってしまうとゲームオーバーとなる。

プレイできる8種類のキャラ（うさパトラー/うさぎ/かめ/にんじんなど）は、それぞれ違った攻撃方法を持っている。しかし攻撃の種類（とキーコマンド）はほぼ同じで、連打可能な弱攻撃/強攻撃/投げ/コンビネーション攻撃/対空攻撃/超必殺技などを出すことができる。キャラによっては、筋肉兎やバニーに変身する特殊状態モードもある。ただし、一部の技はパワーゲージを消費するものがあり、残りゲージがなければ技が出せなくなってしまう。パワーゲージは回復アイテムで回復できるほか、敵への攻撃や攻撃のガードによっても回復する。

反面、2人対戦となる2Play Batleモードではそうとばかりも言っていられない。どのタイミングでどの技を使って攻撃するか、自キャラの能力を最大限引き出す技をとことんまで極めておかないと、勝利は難しい。そこで用意されたのが、2Play Batleモード時のハンデ設定だ。ここでは、キャラのライフを10〜200までの10きざみで設定できるほか、残キャラ数も0〜3匹までで指定しておける。つまり、ライフ、キャラ数ともに最小にすることで、場合によってはたった一発の技で勝敗がついてしまうのだ。通常のストーリーモードとはまた違う緊迫したプレイが楽しめる。

ちなみにダンボール箱を見つけたら、すかさず開けていこう。ただし、歩けば見つかるのは最初のステージだけだ。ステージも中盤まで進むと、通常の移動では飛び移れない崖や、壊さないと進めない岩、足を踏み外すとまっさかさまの丸太をつなげた釣り橋の上、海中といった、アスレチックコース並みの難所に置かれていることも多い。

なんでにんじんなのか
すでにはるか昔の思い出となっているので、記憶はあやふやですが、以前に作った「うさバトラー」の続編を作ろうと思い立ち、友人が作っていたゲームのにんじんのキャラを登場させたのでした。

あそびかた
ひとりでやりこむのもいいけど、ふたりで協力してやってほしいです。

バージョンアップは
ひそかに「もうバージョンアップはしない」と公言した手前、ないとは思いますが、次の次に作る作品が、おそらく「〜FINAL2」です。