「ブラウニーのタッチタイピング講座」は、“もぐらいぬのブラウニー”をメインキャラに、親しみやすい画面構成で楽しみながらタイピング練習を行えるソフト。“一日10分ほどの1ステップの練習を2週間続けることで、タッチタイピングを教えて”くれるのが特徴。もぐらたたきゲームと実際の文章入力による練習の二段構成で、無理なくタッチタイピングを学べるよう工夫されている。

練習モードは、大きく分けて「ステップ練習」「フリー練習/復習」の二つ。「ステップ練習」は、「基本セクション」と「応用セクション」からなり、基本セクションをクリアすると応用セクションへ進める仕組み。基本セクションでは主に、ホームポジションとホームポジション段のキー、さらに上段/下段キーを含めたアルファベットのキー配列を習得できる。セクションごとに細かな説明が付けられ、「そのセクションではどのキーを学ぶのか」がよくわかる。応用セクションは、シフトキーを使った大文字/小文字のタイプと、数字の配列を「もぐらたたきの練習」で行える。

「フリー練習/復習」は、基本セクション/応用セクションの復習メニューに加え、文章をタイプする練習で構成されている。文章をタイプする練習は文字通り、表示されたテキストを入力するもの。問題テキストの下の行に、ユーザの入力した文字が表示される。入力候補の文字は赤色で表示される。

「ブラウニーのタッチタイピング講座」は、基本をキッチリ押さえてなおかつ遊びの要素が盛り込まれたタッチタイピング練習用ソフト。ホームポジション、アルファベット、数字や記号などの基本的なキー配列を体で覚えるステップは、「もぐらたたきの練習」で反復して練習できる。各ステップの最初に、前回まで習ったキーの復習を盛り込むなど、よりスムースにタッチタイピングを習得できるよう考慮されている。

筆者はすでにタッチタイピングを習得しているのだが、「もぐらたたきの練習」は楽しかったので、何度も練習をしてしまった。ゲームがシンプルな分、キーの入力に集中できると思う。ヘルメットをかぶったブラウニーのとぼけた表情もなかなかユニークで、親しみやすさを感じた。

開発中に苦労した点
今回のソフトは一人で作ったので、特にCG方面に苦戦しました。苦戦した跡は随所に見られると思いますが、その中で「もぐらいぬのブラウニー」というキャラが図らずも生まれ、なんとか完成までこぎつけることができました。

ユーザにお勧めする使い方
一つひとつのステップが非常に短く構成されていて、それを一日一ステップずつ進めることを推奨しています。練習の時間をとることが難しい人でも、寝る前に少しだけ、という感じで最後まで進めていただきたいと考えています。

今後のバージョンアップ予定
続編などの予定は現在はありません。ただ、今後開発するソフトの中で「もぐらいぬのブラウニー」が随所で登場すると思います。