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for Windows フリーソフト パーソナル Update!
壁紙と一体化するメモリ消費量0のカレンダー
CALEN32 Version 4.00
つでも必要というわけではないけれど、ないとやっぱり不便なもの。肝心なときにないとすごくいらついてしまうもの――それはカレンダー。やっぱりデスクトップの片隅にはカレンダーのひとつもほしいだろう。「CALEN32」は壁紙にカレンダーを“印刷”表示する消費メモリ0の疑似透明カレンダーだ。

■こんな人にお勧め!!
カレンダーに大事なメモリを使わせるなんて我慢ができないという人に。また一枚絵の壁紙をいつも利用していたい人に。カレンダーにも遊び心がほしいなんて思っている人にもお勧めできる。

● 消費メモリゼロのカレンダー!

常駐ソフトは極力減らしたい。そんな思いでいる人は結構多い。確かにメモりも信じられないくらいに安くなったが、その分ソフトのメモリ消費量も増えてきている。どこまでいってもいたちごっこの現実となれば、やはり工夫が必要になるというわけ。でも、パッとひとめで日付のわかるカレンダーやスケジューラは欠かせない……。そうしたアンビバレンツな悩みに応えてくれるのが、この「CALEN32」である。

各種設定はコンパクトにまとまっていて非常にわかりやすいのも特徴のひとつ 特徴は、まず第一にメモリ消費量がゼロ! さらに各種スケジュールやメッセージといった文字も表示できるスグれもの。しかもフォントやカレンダーのスタイル(縦型横型、ライン、ボックス、ウェーブなど)を自由に変えることができるので、ユーザのデスクトップに合わせてレイアウトすることが可能なのもうれしい点だ。

その理由はいったい何か?

このソフトは壁紙にカレンダーを「印刷」し、それでできた新しい壁紙をそれまでの壁紙と差し替えるという手段を取っているのだ。そのため、一度カレンダーを作ってしまえば壁紙を表示させているだけなので、メモリ消費がゼロということになる。ただし、そのことからわかる通り、タイル状に画像を貼り付けるタイプの壁紙ではこれがうまく機能しない。つまり、1枚の画像ファイルを壁紙に使うときだけ使えるというわけだ。

そのほかには任意の指定日に特定アプリを起動するランチャ機能も搭載している。

● 豊富な設定事項も魅力のひとつ!

位置だけでなく、フォント、字間や表記方法などかなり自由にセッティングできる これまでのVer.3.51が今回4.00になった。整数部分のバージョンアップである。これはまるっきり一新されたことを意味しているので、新しくバージョンアップしようと思った人は要注意(同梱のドキュメントにも「名前とコンセプトはVer.3.51までのCALENと同じですがまったく新規に作り直された」とある)。従来のINIファイル(CALEN32.INI)が読み込めなくなっているので十分気をつけよう。

バージョンアップの内容は、表示機能の強化、ユーザによる休日の設定、動作状況を調べるテストモードの採用などなど……。これまで気に入って使っていた人は、忘れずにバージョンアップをしておこう!
(芹澤 亮)



ソフト作者からひとこと
いまから2年前のことです。私のマシン環境はWin 3.1+8MBメモリ+15インチディスプレイという貧弱なものでした。デスクトップの壁紙が隠れない透明カレンダはお気に入りのソフトでしたが常駐させておくと当然のことながら貴重な8MBメモリを食います。

たまにしか見ないカレンダーのためにメモリを消費されるのは嫌だ!、こんな叫び(笑)から「消費メモリ0!驚異の透明カレンダ」というキャッチフレーズとともに「CALEN」は誕生しました。完成してNIFTYのライブラリにアップする際にジョークソフトと実用ソフトのどちらに登録すべきか真剣に悩んだのは懐かしい思い出です(^^)。

結局、実用ソフトとして公開しましたが、使った方からは好意的な反響をたくさんいただき、最初のバージョンからは比較にならないほど多機能なソフトに成長しました。

「CALEN32」のカレンダー、スケジューラ、タイトルの各機能をフルに使うと結構お洒落なデスクトップ画面ができあがります(あなたのデザインセンス次第ですが(笑))。素敵なデスクトップがほしいと思っているあなた、一度CALEN32をお試しになってみませんか。
(O−Sam)


Download
「CALEN32」の最新版および関連ソフトです(ソフトのバージョンは、記事中で紹介したものと異なる場合があります)。なお、ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。下線付きのソフト名をクリックすると、ソフトに関する詳細な解説が参照できます。

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