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テキストにさまざまな処理を施して印刷できるユーティリティ
WinLPrt Version 6.00.2
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タグや特殊なコントロールコードを埋め込まないため、センタリングや画像ファイルの埋め込みといった処理はできないが、元のテキストファイルに変更を加えずに印刷をするツールとしてはほとんど万能といってもよいのではないだろうか。プレーンテキストの印刷を目的とした作業では、「WinLPrt」一本あればまず困ることはないだろう。
禁則やジャスティフィケーション、ワードラップといった処理、文字の装飾、罫線印刷、任意段数の段組み、袋とじ、逆袋とじ印刷などもサポートしており、印刷に関する機能は非常に充実している。 DDEによって外部アプリケーションからコントロールできるのも便利だ。「秀丸エディタ」などのテキストエディタから「WinLPrt」をコントロールするためのマクロも発表されており、これらを用いてエディタの印刷機能を強化することができる(マクロについては作者のホームページの「ダウンロードサービス」のページを参照するとよい)。 なお、Ver.5.xxからVer.6.xxへのメジャーバージョンアップによって起動、印刷、書式管理が高速化したほか、多くの機能強化が行われた。フィルタの仕様も変更されたため、Ver.6.xxで使用するには修正の必要がある。さらに、Ver.6.xxはNT 3.51では動作しなくなっているので、注意が必要だ。
(秋山 俊)
作者のホームページはこちら。 |
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ソフト作者からひとこと
「WinLPrt」は、まだWindows 3.0のころ印刷ツールがなかったので印刷のプログラミングの練習を兼ねて作ったものが原形です。はじめて公開したオリジナルソフトでしたが、思いのほか反響が大きく、みるみるうちに巨大な多機能システムになりました。さすがにこれだけ大きくなるとサポートも大変ですし、要望に応えるだけでもかなりの労力を要するので、Ver.5.00よりシェアウェアとさせていただきました。アイデアを提供してくださった方には大変感謝しております。 機能が多すぎて、はじめて使う方は戸惑うかもしれませんが、まずはサンプルの書式を参考に、目的に合った書式を作ってみてください。また、単体で使用されるのもいいですが、各種エディタ用のマクロをいろいろな方が公開していますので、エディタと連動して使用するのも便利だと思います。 今後の予定ですが、昨年末にメジャーバージョンアップをしたばかりなので、しばらくの間はバグフィックスに追われることになると思います。その後についてはWindows 2000対応が待っていますが、機能追加は現時点では未定です。 (堀田 俊哉)
※ この記事は、'99年1月21日に公開されました。
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