多彩なモードで楽しめる2Dロボットアクションシューティングゲーム。最新鋭ロボット兵器のパイロットとなり、地球から独立した国家のロボット兵器や宇宙戦艦、基地などと戦ってゆく。三つ巴の宇宙戦争を戦う、若きエリートパイロット
「EARTH SAVIOUR FORCE LOAD OF THE UNIVERSE」は、宇宙戦争を戦い抜くエリートパイロットが主人公のSFロボットアクションシューティングゲーム。用意されたゲームモードは、物語に沿ってゲームが進行する「ストーリーモード」のほか、二人対専用の「VSモード」、ライバル機との一対一の対戦を楽しめる「BSモード」、敵機とひたすら戦い続ける「サバイバルモード」。さまざまなプレイを楽しめる。豊富なアニメーションパートが用意されていることも特徴のひとつ。
宇宙新世紀。人類はスペースコロニーにより、生活圏を宇宙にまで拡大していた。しかし、それでも人類は、戦争という武力手段を捨てられずにいた。宇宙新世紀1089年。月面に最も近いコロニー群が、これまで地球から月面までを管理していた特殊治安連邦組織「S.P.F.O.」に対してクーデターを起こし、のちに「国家独立戦争」と呼ばれる、大規模な宇宙戦争にまで発展する。
2年間の戦いの末、宇宙新世紀1091年に「ヴォルティック連合国」「ガルネシア連邦国」が誕生。「S.P.F.O.」「ヴォルティック」「ガルネシア」は互いに牽制しながら、自国の領土を維持していた。
「国家独立戦争」から10年を経た宇宙新世紀1101年。ヴォルティック連合国は、世界平和のための人類統一を名目に、S.P.F.O.およびガルネシア連邦国への侵攻を開始する。しかし、戦局は一進一退を繰り返し、戦いは泥沼化していった。
そして宇宙新世紀1102年。S.P.F.O.は「タクティカルフレーム」と呼ばれる新型ロボット兵器を開発し、戦場への投入を開始した……。
主人公と敵国エースパイロットたちとのドラマがアニメーションで展開される
ゲームの主人公は、S.P.F.O.に入隊して5年目の「中村和樹」大尉。タクティカルフレームの操縦技術の高さから、最新鋭機「ゼノクルス」のパイロットに選ばれ、強襲戦艦「エンタープライズ」所属の機動部隊「ホーク」の隊長としても新たに任命された。
「エディ・オスファー」大佐(通称エディ)は、エンタープライズの艦長で和樹の直属の上官。毎回ミッションの前に作戦指示を行う。
敵方では、ヴォルティック連合国のエースパイロット「グネス」「ルネ」「ガイ」、そして指揮官の「ギルバート」、さらにガルネシア連邦国のエースパイロット「クロード」「ジン」、指揮官の「ゼニス」といったキャラクタがゲームの合間に挿入されるアニメーションパートに登場し、物語を盛り上げる。
ゲームの操作方法は、
- キーボードのみで操作する「ノーマル操作」
- キーボードとマウスを併用する「イージー操作」
の2種類。「ノーマル操作」では、【W】/【S】/【A】/【D】キーで自機を上下左右に移動できる。「EARTH SAVIOUR FORCE LOAD OF THE UNIVERSE」では、左右移動では自機の向きが変化しない。自機を反転させるには、スペースキーを押す必要がある。【F】キーでは一定時間、自機の周囲に球形のバリアシールドが展開される。【G】キーは遠距離武器の切り替え。「荷電粒子ライフル」「ギガブラスト」「テラブラスト」「対艦ミサイル」の順に、キーを押すたびにロータリー式で武器が切り替わる。武器の発射は【B】キーで行う。ノーマル操作では「ハンドレールガン」を使用することも可能。【N】キーで(選択中の武器とは独立して)発射する。【V】キーでは、接近武器「プラズマブレード」で敵を攻撃できる。
武器は連射が不可能。威力の高い武器で必中を目指すのが効果的
戦闘で重要なのが使用する武器の選択。自機に搭載される武器は、いずれも連射することが不可能。発射したビームなどが画面から消えたのち、一定時間が経過するまで次の攻撃を行うことができない(敵に命中すると、その時点でビームなどは消滅し、外した場合よりも早く次の攻撃が可能になる)。威力のある攻撃ほど、次に発射できるまでのタイムラグは大きい。
ギガブラスト、テラブラスト、対艦ミサイルは、発射すると自機のエネルギーが消費される。エネルギーは時間の経過とともに自動回復するが、武器を使用する際の制限となる。対艦ミサイルでは顕著で、エネルギー残量により、発射するミサイルの数が一発か二発同時かといったように変化する。
用意されたゲームモードは、
- 全14章立てのストーリーに沿って敵と戦い、ミッションをクリアしてゆく「ストーリーモード」
- 主人公機を使った二人対戦が可能な「VSモード」
- ストーリーモードに登場するライバル機を指定し、一対一で対戦できる「BSモード」
- 自機が撃破されるまで、ひたすら敵機と戦い続ける「サバイバルモード」
の4種類。ストーリーモードの難易度は四段階から選択することが可能。「VSモード」「BSモード」では、対戦ステージを8種類から選ぶことができ、そのうちのひとつ「コロナ」では、「下層部に移動すると熱ダメージを受ける」という特殊ルールが適用される。サバイバルモードでは、宇宙戦艦とタクティカルフレームが交互に敵として登場する。そのほか、ストーリーモードの好きなステージを選択してプレイできる「ステージセレクトモード」、ゲームで使用されているアニメーションムービーを鑑賞できる「ムービーシアターモード」もある。