「Free」と「Professional」との大きな違いは、レイアウトの微調整機能、送受記録やデータの絞り込みといった住所管理関連の機能、テンプレートやフォントの有無といったところになる。「とりあえず宛名印刷だけできれば」という場合は「Free」でも十分だし、「テンプレートを利用して、きれいな年賀状を作りたい」とか「相手に応じていろいろなデザインの年賀状を用意したい」というのなら「Professional」が必須となる。

収録フォントの中でも「ADL 祥南行書 V」「ADL 祥南行書 X」は、JIS第三水準、第四水準の漢字までを含み、複雑な人名や異体字もほぼカバーしているとのこと。書体の美しさと同時に正確な字体にもこだわる人には見逃せないポイントだ（この2書体は家庭内での私的使用や個人事業主の顧客管理といった範囲内での許諾となっており、法人利用は別途、問い合わせが必要）。