ソフトを開発しようと思った動機、背景
Windows XPではエクスプローラでごみ箱を開いたときに、ファイル容量が表示されていたのですが、Windows 7では表示されなくなって不便に思ったことが、このソフトを作成する最初の動機でした。最初はタスクトレイに常駐し、ごみ箱容量を表示するだけのソフトだったのですが、作成中に思いついた機能を詰め込んだ結果、現在の形になりました。開発中に苦労した点
ソフトの肝となるごみ箱内のファイル操作については、.NET Frameworkでは機能が用意されておらず、Windows APIなどに頼ることになります。簡単にできると思った機能の実装が意外と難しく、開発初期で諦めそうになったこともありました。また、勉強のために.NET Framework 4で追加されたマルチコア対応のコードを随所に使用しました。シングルスレッドプログラムとは違った癖があるので、理解して使えるようになるまで時間がかかりました。
ユーザにお勧めする使い方
ソフト設定でいろいろな条件を指定できるため、まずはソフトを触ってみて、お好みの設定を探していただければと思っています。処理後に自動終了するモードもあるので、タスクスケジューラなどと合わせれば、定期的にごみ箱内の古いファイルだけを削除するなどという使い方も可能です。
今後のバージョンアップ予定
もともと自分で不便に思ったところを補うために作成したソフトなので、今後の予定は白紙ですが、ユーザさまからおもしろそうな要望が上がれば、実装していきたいと思います。
(つばさ)