徘徊するゾンビやモンスターと戦いながら、迷宮内を探索する西洋風の3Dゾンビアクションゲーム。バラエティに富んだ攻撃で迫り来る不気味な敵と戦い、迷宮の謎を解こう。美しいヒロインが婚約者と脱出ルートを探し求めて大活躍
「DarkSummoner(ダークサモナー) I」は、遺跡からの脱出ルートを見つけ出すため、ゾンビやモンスターと戦いながら探索する3Dアクションゲーム。婚約者の安否確認のために遺跡を訪れたヒロインを操作し、素手の攻撃、石や木材、剣などの武器による攻撃、魔法攻撃などを駆使して、行く手に待ち受ける敵を撃破してゆく。
ゲームのヒロインは「エレン=カートン」。エレンは、第二調査隊のメンバーとして「死者の遺跡」を訪れる。この遺跡は、300年前に世界を征服せんと企んだ邪悪な魔法使い「ダークサモナー」の古城で最近、樹林の奥から発見された。
エレンの目的は、婚約者「ヴァイス=レオニード」の安否を確かめること。ヴァイスは死者の遺跡に派遣された最初の調査隊(第一調査隊)のメンバーだったが、第一調査隊は予定の期日を過ぎても戻ってこなかった。
そしていま、第二調査隊も遺跡に到着する寸前にゾンビの群れに襲われ、何とか遺跡の上まで逃げることができたのはエレンを含む数名のみ。エレンは隊長の「ハリード」に命じられ、遺跡内を単身調べることになるが、果たして婚約者の生死を確かめ、脱出ルートを発見することができるだろうか……。
4種類のキーにアタック、ジャンプ、各種魔法などを自由に割り当てられる
操作はキーボードで行う。設定でTYPA/TYPBのいずれかを選択・設定することが可能。TYPAでは、カーソルキーを押すとエレンはその通りに移動する。TYPBでは【↑】/【↓】キーで前進/後退、【←】/【→】キーで左旋回/右旋回となる。そのほかの操作は両タイプとも共通。ダッシュは同じ方向のキーを2回連続して押したあと、押し続ければよい。ダッシュを維持したまま、方向転換することも可能だ。
攻撃には【Z】/【X】/【C】/【V】キーを使用する。【Z】はアタック。素手の場合はパンチ、武器を装備している場合は、その武器で敵を攻撃できる。【X】はキック。威力はパンチと大差ないが、吹き飛ばし効果がある。【C】はジャンプ。ジャンプ力はそれほどではないが、段差の上に跳び上がったり、溝を跳び越えたりすることが可能。【V】は未設定となっている(いずれも初期設定)。
ゲーム内で「魔法のスクロール」を獲得すると、【Z】/【X】/【C】/【V】キーに任意に魔法を割り当てて、発動できるようになる。魔法にはファイヤー、ヒーリング、フリーズ、グラビティなど、数多くの種類があり、それぞれ定められた回数まで発動することが可能。敵を攻撃したり、HPを回復させたりできる。
【Enter】キーではメニューを開ける。メニューでは回復アイテムを使用したり、武器アイテムやスキルの装備などを行ったりすることが可能。アイテムやスキルの詳細を確認することもできる。スペースキーは、目の前にあるものを調べたり、足下にあるものを拾ったりするのに使用する。
セーブポイントや鍛冶屋を利用し、魔法の使用回数や武器の耐久度を復活させよう
ゲームの特徴は「武器や魔法に耐久度や使用回数が定められている」こと。耐久度が失われると、武器は壊れて使用できなくなる。魔法は使用回数を超えて発動することができない。武器は壊れる前であれば、迷宮のどこかに存在する魔物の鍛冶屋に頼んで製錬することで、耐久度を上げられる。魔法は、セーブポイントでセーブすれば、使用回数を全回復させることが可能。セーブポイントでは体力も全回復する。
鍛冶屋では、武器や回復薬を購入することも可能。ただし製錬や購入には、「DSP」と呼ばれる通貨のようなものが必要。DSPは赤く光る玉で、ゾンビやモンスターを倒したあとに出現する。ゾンビやモンスターは、たとえ倒しても、一定時間経過すると復活するので要注意。面倒な敵の場合は下手に戦わず、駆け抜けて戦闘を回避することも重要だ。
「技の閃き」というシステムも用意されている。エレンが同じ種類(素手、片手、両手など)の攻撃を重ねることで、当該系統の武器の扱いに習熟し、技を開眼することがある。
ゲームの難易度は、Easy/Normalから選択することが可能。Easyでは、エレンが1.5倍丈夫になるが、技はNormalの方が閃きやすくなっている。