仕事に必要なアプリケーションを一気にまとめて起動したいときに役立つ、ちょっとユニークなランチャ。Windows 7のジャンプリストを利用するため、タスクバーに登録しておくことで、「Windows 7 App Launcher」が起動していなくても、ランチャとして機能する。サムネイルから起動する場合は、プロファイル選択用ボタンが小ぶりなこともあり、切り替えにやや煩わしさを感じるが、ジャンプリストならばメニュー項目を選ぶだけなので、筆者としてはこちらの方がお勧めだ。当然のことなのだが、ジャンプリストから起動する場合、ソフト自身は起動していなくてもよいので、メモリ使用量を少しでも抑えられる(まず「Windows 7 App Launcher」自身を起動し、プロファイルを起動したあとは自動的に終了するようになっているため)。
特徴はなんといっても「複数のアプリケーションを同時に起動できること」だが、それゆえに作業中はどうしてもメモリ消費量が増えがちのはず。その点、ジャンプリストからの起動であれば、ランチャ自身が終了してしまうことで、多少なりともメモリを有効利用できるのが隠れたメリットではないだろうか。
(福住 護)