ソフトを開発しようと思った動機、背景
64bit版のWindowsを使うようになってからというもの、操作中のアプリのフォーカスを保持したまま、クリップボード履歴/定型文貼り付けのできるツールが非常に少なく困っていたので、自分用に作りはじめたのがきっかけです。最近、同じような悩みを抱えられている方がいることを知り、使いやすいように形を整え、公開させていただくことにしました。開発中に苦労した点
クリップボード履歴には、単語を数千個単位で残すような使い方から、小説一冊分の長文を何個か必要とするような使い方まであり、そのどちらにも対応するために苦心しました。結果的に、
- ポップアップメニューによる階層型
- ツールチップによるページ切り替え型
- リストビューによる一覧からの絞り込み型
の三つの表示方式から目的によって選ぶという形になりました。ユーザにお勧めする使い方
「ClipBoard History」は、例えば“【Ctrl】+【Shift】キー”と“【Shift】+【Ctrl】キー” にそれぞれ別の機能を割り当てたり、クリップボード履歴メニュー内に定型文を登録できたりと、カスタマイズ性が高い反面、自分なりの使い方を見つけるまでは非常に取っつきにくいソフトとなっています。まずは初期設定のように「クリップボード履歴メニューと定型文メニューの二つを使い分ける」という使い方をお試しいただき、必要に応じてカスタマイズしていただければと思います。
今後のバージョンアップ予定
Windowsのバージョンやほかのアプリとの相性問題が出やすい類いのソフトですので、こちらでは確認できていない問題があるかもしれません。できる限り対応したいと思いますので、お気づきの点がありましたら、詳細な状況を添えてご連絡いただけますと幸いです。
(ぶらんくのーと)