英語版のソフトなので「ハードルが高い」といえば、その通りかもしれないが、メイン画面をご覧いただければおわかりの通り、シンプルでわかりやすいこと、この上ない。ボタンアイコンの画像でキャプチャ範囲はわかるし、マウスカーソルを乗せれば、チップヘルプも表示される。キャプチャは、ボタンクリック、ホットキー、タスクトレイメニューの好みの方法でどんどん実行することができ、快適。Imgur.comなどへの自動アップロードも便利で、自動バックアップのような使い方ができる。
通常のインストールか、ポータブルモードにするかを、インストール時に選択できるのはおもしろい(筆者ははじめて見た)。ポータブルモードでお使いになりたい方も、LightscreenSetup-*.*.exeをダウンロードすればよいので、お間違えなく。
多少わかりにくいのがキャプチャ範囲のうち「指定ウィンドウ(を含む範囲)(Pick window)」だろうか。window pickerの存在するウィンドウのタイトルが表示され、ドロップしたウィンドウがキャプチャされる仕組みだが、別のウィンドウが範囲内で上に重なっている場合は、その状態のままキャプチャされる。アクティブウィンドウとの使い分け方が筆者には思いつかなかったが、有効な使い方があるのだろう(もしくは筆者のテスト環境では正常動作していない?)。
(今玉利 碧)