週刊ソフトニュース 97.09.03号

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紙のジグソーパズルの面白さをPC上で実現した、新世代のジグソーパズル
サンダーパズル Version 1.0

他のコンピュータジグソーパズルとはちょっと違う。分割されたドットを重ね合わせ、完成絵を作り上げる、新しいタイプのジグソーパズル。まずは一度トライしてみよう。

こんな人に最適
従来のコンピュータジグソーパズルに物足りなさを感じていた人に。

コンピュータならではの絵合わせパズルゲーム: 「サンダーパズル」はコンピュータの特性を生かした、新しい発想のパズルゲームだ。紙のジグソーパズルが絵や写真の境界をさまざまな形に切り離してピースを作っているのに対し、このゲームでは画像データをドット単位で乱雑に分割している点が異なっている。

「サンダーパズル」を起動すると、画面の右側にピースウィンドウ(下に示した画面)、左側にステージウィンドウ(上に示した画面)が表示される。ピースウィンドウのピースを選択し、それをステージウィンドウの適切な場所にドラッグ＆ドロップして画像を完成させる。ここまでは、コンピュータに移植された多くのジグソーパズルと変わらない。

このパズルが他のソフトと違うのはピースの形式だ。多くのソフトではそれぞれのピースの画像がはっきりと見えているが、「サンダーパズル」では、データがドット単位で重なり合うピースに分割されているため、各ピースの画像はうっすらとしか見えない。プレイヤーはこの各ピースのイメージとステージウィンドウにうっすらと見える元絵を手がかりにパズルを完成させるのだ。
ジグソーパズルの醍醐味をコンピュータ上に実現したソフト: 「サンダーパズル」はコンピュータの長所を生かしたゲームだが、紙のジグソーパズルの面白さをパソコン上で最大限に実現したソフトでもある。

類似の多くのソフトとは違い、見ただけでは各ピースが全体のどの部分に位置するものなのか判断が難しい。一方で、このパズルのピースには紙のジグソーパズルと同様に、角に相当するピースと辺に相当するピースとがある。この二つの特徴から、このパズルは、攻略法もパズルを組み上げているときの感覚も、紙のジグソーパズルに非常に近いものとなっている。

なお、作者のホームページ(http://www01.u-page.so-net.or.jp/pa2/katayamk/index.htmlまたはhttp://trn.or.jp/~katayama/index.html)で、「サンダーパズル」用のデモデータが公開されている。この種のゲームはデータが命なので、今後、数多くのパズルデータが公開されることを期待したい。

(秋山俊)
ソフト作者からひとこと: これまで、多くの人がジグソーパズルをパソコンに移植してきました。しかし、そのいずれもがパソコンの解像度の低さに悩み、「多くのピースを同時に見られない」「ピース数を上げられない」という問題に直面してきました。これに対する答えの一つがこの「サンダーパズル」です。

少ないピース数で、ジグソーパズルに近い満足感が得られるよう工夫したつもりです。ジグソーパズルのファンに限らず、ぜひ一度トライしてみてください。

(片山功士)

「サンダーパズル」の最新版、関連ソフトは以下の通りです。
ソフトのバージョンは、上で紹介したものと異なる場合があります。

※ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。ソフト名をクリックすると、そのソフトに関する詳細な解説を参照することができます。

新世代ジグゾーサンダーパズル 1.0　絵合わせパズルゲーム　(392K)

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