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Direct3Dを使用したロボットアニメーションソフト
PUMAN Robot-Simulator
Version 0.90
「産業用ロボットを核としたバーチャルラボ(仮想自動加工実験室)の実現」を目指すPUMANのリアルタイム3D CG再生ソフト。ユーザの定義で立体的な階層構造が作成できる「モーションウェア」だ。動作原理は難解だが、まずは用意されたデモを動作させ、その滑らかな動きを楽しんでほしい。
こんな人に最適
3次元モデリング/3次元アニメーションに興味を持っている人、また、2次元アニメーション作成の参考として、3次元での動きシミュレーションを行ってみたい人向け。
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Windows対応の3次元アニメータ
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「PUMAN Robot-Simulator」は、Windows対応の3次元アニメーションツールだ。Robot-Simulatorの名前からわかるように、工業用ロボットに代表される関節を持った立体物の動きをシミュレーションすることができる。標準では、よくオートメーション工場で使われるような自動化ロボットのデータがサンプルとして付属する。
「PUMAN Robot-Simurator」は、この3次元モデルを「シーン」と呼ばれる一連の動きに沿って動かす機能を持つ。シーンを再生してみると、これがリアルタイムで計算された結果とはにわかに信じられないほどスムーズな動きをするのに驚かされる。
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自由な動きをさせることも可能
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もちろん、あらかじめ用意されたシーンばかりでなく、各関節の動きを調節することでロボットに自由な動きをさせることもできる。気に入った動きをさせることができたなら、それを「シーン」として保存することも可能だ。
アニメーションの元になるデータは、専用のモデリング言語によって記述されている。この言語はかなり自由度が高いようで、サンプルにあるようなロボットはもとより、人の形をしたロボットなども記述できる。
自由度の高いアニメーション機能は、3次元のモデリングばかりでなく2次元のアニメーションを作る際の参考としても役立つだろう。
なお、「PUMAN Robot-Simulator」では、3D表示を行うためWindowsのDirrect3D機能を使用している。実行にはDirectX2以上(http://www.microsoft.com/directx/default.asp)がインストールされていることが必要だ。
(天野 司)
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ソフト作者からひとこと
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もともと大学時代にどうしてもほしかったソフトなのですが、ロボット好きが高じて自作してしまいました。個人研究なので、社会人になってからは開発に時間が取れないのが難。あとロボット工学とWindowsプログラミングの資料が高いのも痛いです。
日ごろは、人体モデルを使った格闘アニメーションで遊んでます。骸骨モデルや手話のデータベース作りにも挑戦中です。
今後の予定としては、実ロボット同様の動作教示も可能したVer.0.95を近日中に公開します。また、初心者向けチュートリアルも制作中です。ぜひ、ホームページ(http://www.asahi-net.or.jp/~ut4t-hrnu/)にも注目してください。
(堀ノ内 貴志)
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「PUMAN Robot-Simulator」の最新版、関連ソフトは以下の通りです。
ソフトのバージョンは、上で紹介したものと異なる場合があります。
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