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見栄えのよいスクリーンセーバが簡単に作れる
OC_SCR Version 1.0
for Windows アミューズメント NEW シェアウェア 1,000円

OC_SCR キャラクタに複数のBMPを定義して動きを作る さまざまなスクリーンセーバを自由に作ることができるスクリーンセーバ作成ソフト。扱うことができるのは、画面上をキャラクタが動き回るタイプのスクリーンセーバだ。ちょうど「フライングトースター」のようなものが作成できると考えればよい。

作成ソフトとはいっても、難しい言語やスクリプトを書く必要は一切ない。登場させたいキャラクタのBMPファイルをダイアログで登録してゆき、それらの動きを指定するだけだ。キャラクタは、単に画面上を移動するだけではなく、そのキャラクタに複数のBMPを定義することで、キャラクタ自身の形を変えつつ表示することもできる。

背景BMPも指定できる 登録できるキャラクタは全部で5種類だが、それぞれのキャラクタについて、動きのパターンや移動速度、移動方向などを個別に設定することができる。また、バックグラウンドとなるBMPを変更することももちろん可能だ。

reviewer's EYE 「〜の作成ソフト」などといわれると、プログラム言語に詳しくない初心者の人は思わずしり込みしてしまいそう。だが、少なくともこのOC_SCRに関していえば、そうした心配はまったくない。OC_SCRではプログラムをコンパイルしたり、特殊な中間ファイルを用意したり、といったことは必要ないし、キャラクタの各種設定はスクリーンセーバの登録後、いつでも好きなときに変えられる。「作成ソフト」というよりも、どちらかといえば単なる「設定可能な項目がやたらと多いスクリーンセーバ」と考えた方がしっくりくるかもしれない。

こんな感じでスクリーンセーバが動作する もちろん、だからといってこのソフトの価値が落ちるわけでは決してない。これだけ簡単にスクリーンセーバが定義できるのは非常におもしろい。少し絵心のある人ならば、簡単にすばらしいスクリーンセーバが作れてしまうだろう。

仮に注文をつけるとするならば、いわゆる「ランタイム配布」ができるともっとよいと思う。現状では、おもしろいスクリーンセーバを作成しても、それを他の環境で実行するには、その環境にもOC_SCRのインストールが必要になってしまう。再配布可能なランタイムモジュールを作成する機能があれば、一層多くの人に楽しんでもらうことができるだろう。
(天野 司)


ソフト作者からひとこと
私的な目的で某キャラクタのスクリーンセーバを作成したことがOC_SCR 開発のきっかけです。スクリーンセーバ作成の途中で、「キャラクタと少しの設定を変えるだけで、全然違ったスクリーンセーバができる」ということに気づき、「簡単な操作で、今までユーザ側では作成が困難であったスクリーンセーバを作成できるソフト」を思いつきました。

作成したスクリーンセーバーはファイルとして保存できるので、OC_SCRを持っている人たちの間でそれぞれ作ったスクリーンセーバの「見せ合いっこ」でも始まれば、作者はとってもうれしいです。作者に送ってくだされば、もっとうれしいです。

なお、サンプルを作成する際、ホームページの素材集を作っていらっしゃる方々に、たくさんの絵を提供していただきました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。こうしたことがきっかけで、今まで知らなかった人と知り合うことができ、インターネットというメディアのすばらしさを感じました。このソフトを作って本当によかったと思っています。
(今廣 隆史)

※ この記事は、98年10月08日に公開されました。


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「OC_SCR」の最新版および関連ソフトです(ソフトのバージョンは、記事中で紹介したものと異なる場合があります)。なお、ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[http]ボタン)をクリックしてください。下線付きのソフト名をクリックすると、ソフトに関する詳細な解説が参照できます。

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