電脳易占32

電脳易占32 For WINDOWS95

ソフト詳細説明

　「電脳易占」は略筮法をシミュレートしています。
　占うことを念じて50本の筮竹（竹ひご）から1本を抜き、無念無想で49本を二つに分け、右手の分から1本を抜いておき（小指に挟む）、左手の筮竹を8本ずつ数え、その余りに小指の1本を加え残数を求めて卦（か・け）を決めます。1ならば乾、2ならば兌という具合に八卦のうちから一つを決めます。
　同じ所作を2回繰り返して「下卦」と「上卦」を求めます。
　最後に「変爻」を求めます。このときは、左手の筮竹を6本づつ数え、残数が1なら初爻、2なら二爻が「変爻」となります。
　煩雑ですが、この三つの所作によって運命の象徴たる卦を導き出し判断するわけです。電脳易占はこれを数式に置き換えて実行しています。電脳易占のボタンのクリックは筮竹を二つに分ける動作に値するでしょう。占うことを念じたら無念無想でボタンをクリックしてして下さい。あっけないので味気ないかもしれませんが、結構集中できるはず。
　当たるも八卦あたらぬも八卦といいますが、卦がでたら易経の言葉で状況を吉凶判断します。そういう占いです。
　「電脳易占」は操作をすべてボタンのクリックで行います。(リターンキーでもOK）
　卦が出たらこれを「本卦」といいますが、占った人への回答は「本卦」の大意をふまえて「変爻」のところに示されています。

　「変爻」になった爻の陰陽を逆転させた卦が「之卦」です。「之卦」は本卦の「変爻」のあとの結果または行く末の暗示とみなせます。参考程度に見ます。「之卦」の参照モードを付けています。このボタンはトグルになっており、「本卦」と「之卦」が随意に参照できます。
　なお、画面表示中の「本卦」「之卦」の印刷とクリップボードへの転送ができますのでご利用下さい。