データベースの任意の項目を伏せ字でマスクする(個人情報保護法対応)
個人情報保護法により個人を特定するような情報管理が難しいのですが、
システム開発などでは実データに沿ったデータが必要なものです。
そこでDBMaskを利用して個人情報に関連する項目を
「X」や「X」の文字で(任意の文字を指定できます)マスクする事で
個人情報の漏洩を防ぐ事が可能です。
DBMaskを用いると以下のようなデータ変換を一括で行うことが可能です。
例:会社情報テーブルの会社名フィールド[VARCHAR2(40)]に対して処理を行う。
1. 文字おきに伏せ字に置き換える
株式会社ウィンシステム → 株X会XウXンXスXム
WinSystem → WXnXyXtXm
2. 現在の文字数分伏せ字を埋める
株式会社ウィンシステム → XXXXXXXXXXX
WinSystem → XXXXXXXXX
3. 項目の最大桁分伏せ字を埋める
株式会社ウィンシステム → XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
WinSystem → XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
4. 指定した文字列で項目を置換
置換文字列:99-9999-9999
電話番号 00-1111-2222 → 99-9999-9999
5. 指定した固定文字列で埋める事が可能
指定した固定文字列で埋めます。Null、空文字列を対象にするか否かを指定出来ます。
性別項目:男性 → 不明
メールアドレス項目:[email protected] → [email protected]
:会社情報テーブルの社員数フィールド[INT]に対して処理を行う。
1. ランダム数値
指定された範囲内でランダム数値で埋めます。
100 → 154
200 → 93
2. 固定数値
指定した数値で埋めます。
100 → 15
200 → 15
3. 乗数
元の値に対して指定された数値で乗算した結果で埋めます。
乗数が2の場合
100 → 200
200 → 400
例:ユーザ情報テーブルの生年月日フィールド[DATE]に対して処理を行う。
1. ランダム日付
指定された範囲内でランダム数値で埋めます。
1974/03/05 → 2008/07/25
1986/04/28 → 2000/10/11
2. 固定日付
指定した固定日付で埋めます。Null、空文字列を対象にするか否かを指定出来ます。
1974/03/05 → 2012/01/01
1986/04/28 → 2012/01/01
詳細はマニュアルをご覧ください。
DBMask利用方法 https://www.winsystem.jp/pdf/DBMask_manual.pdf
・マスク処理は5回まで可能
・一度に複数のテーブル、フィールドの指定ができない
・フィールドリストの読み込み/保存ができない
・項目別に変換ルールの設定ができない
ソフト名: | データベース マスクツール(DBMask) |
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動作OS: | Windows 10/8 |
機種: | IBM-PC |
種類: | シェアウェア :5,500円 |
作者: | (株)ウィンシステム |
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