スピード感に溢れた“お手軽2D格闘ゲーム”。簡単な操作で、多彩な技を繰り出すことが可能。格闘ゲーム初心者にも覚えやすいシンプルな操作
「Shadow Arts Plus」は、派手なエフェクトやカットイン、目まぐるしい攻防などが特徴の2D格闘ゲーム。登場人物10人(8人+1人+プレイヤーキャラ)は、すべて女性キャラ。お嬢様、メイド、ネットアイドル、スポーツ少女、男装の女探偵など、コスチュームも言動も個性的だ。基本攻撃は3個のボタンで繰り出すことができ、格闘ゲームの初心者でもプレイしやすい。5個のボタンを使えば、投げや超必殺技も発動できる。
操作はキーボードとジョイスティックで行える。1レバー/5ボタン方式だが、「D」「E」ボタンは超必殺技や投げなどの特殊攻撃にのみ使用し、通常技は「A(小攻撃)」「B(中攻撃)」「C(大攻撃)」の各ボタンとレバーとの組み合わせで発動できる。慣れないうちは3ボタンのゲームとしてプレイしても十分に楽しめる。
移動操作は、【←】/【→】キーで前進後退(2回連続押しでダッシュ/バックステップ)、【↑】でジャンプ、【↓】ではしゃがむ。相手と反対側に【←】/【→】を入力するとガードとなる(初期状態では、【↑】/【↓】/【←】/【→】は【T】/【B】/【F】/【H】に割り当てられている)。
ダッシュ中に移動方向斜め上キーを入力してダッシュジャンプを行ったり、移動方向と反対にキーを入力して停止したりすることも可能。ダッシュ中に「A」から「C」のボタンを押すことで、ダッシュ攻撃を繰り出すこともできる。
超必殺技以外の「E」ボタンの使い方としては、
- 【←】/【→】キーと「E」ボタンとを組み合わせての投げ(前投げ、後投げの2種類)
- 「E」ボタン単独によるExジャンプ(通常のジャンプより移動距離の長いジャンプ)
がある。「D」ボタンでは、画面下部のG.S.Sストックを1個消費して、ゴーストSHADOWを出すことが可能。プレイヤーキャラの影が前方に突進し、ガード不能な最低限のダメージを相手に与えて、ヒット状態にしてくれる。1ラウンド中に3回発動できる。ノーマルモードをクリアしたら、サバイバル/トライアルの両モードにも挑戦しよう
G.S.Sストックの下にあるスペシャルゲージは、敵に攻撃を当てたり、当てられたり、ガードしたりすると増え、ゲージがMAXになるとスペシャルストックが増える仕組み(最大9個までストックできる)。スペシャルストックを1個消費して超必殺技Lv1、2個消費して超必殺技Lv2、3個消費して超必殺技Lv3を発動できるようになっている。
Lv1技は、各キャラともに4種類を備え、「D」ボタンを交えたコマンド入力で発動できる。Lv2技とLv3技は、各キャラともに1種類ずつ。「E」ボタンを交えたコマンド入力で発動する。
ゲームモードは大別すると、
の2種類。シングルモードでは「Normal」「Survival」「Trial」「Training」の4種類のモードでプレイできる。「Normal」は、2ラウンド先取で順番に戦う、最も一般的なモード。戦いの内容によって、対戦後に表示される勝利画面でのプレイヤーキャラのセリフや表情が変化する。
「Survival」は、1ステージで4人と連続対戦し、勝ち抜いて、全6ステージを戦うモード。先に戦っているキャラを倒しきる前に次のキャラが参戦してくるため、うまく戦わないと2対1の不利な状況になる。
「Trial」では、7人と連続対戦を行い、ステージクリア時の残り時間でランクが決定される。スペシャルストックは、通常立ちをするだけで自動的に増える。全1ステージ。
「Training」は、トレーニングキャラを相手に、コマンド入力などを練習できるモード。スペシャルストックは、通常立ちをするだけで自動的に増え、G.S.Sストックはいくら使っても減らない。
個性的な8人から好みのキャラを選んで戦おう
プレイヤーキャラとして使えるのは、ノーマルモードでは8人、それ以外のモードでは中ボスの「牛山 塔子」を加えた9人となっている。
「笹塚 美衣」は、新宿の高層ビルの窓から月を眺めることが趣味の、17歳の女子高生。メインヒロインで、ITでひと山当てることを目指しているせいか、コンピュータ関連ネタの技が多い。
「瀬田 紫織」は、裕福な実業家の家に生まれた、プライドの高い17歳の女子高生。雷撃を自由に操ることができる。
「相本 凛子」は、デザイナーを目指す19歳の専門学校生。気が弱く、自信に欠ける、ちょっとドジな眼鏡っ娘だ。いつも手にしているカバンを使った攻撃と、なぜか爆弾攻撃が得意。水を使ったお仕置きも得意だ。
「フィオリーナ高井」は、ファミレスでバイトをしている22歳のフリーター。アメリカ人と日本人のハーフ。手にしたホウキを武器に戦う。ホウキにまたがって空を飛ぶこともできる。
「五葉 つくば」は、テクノロジーを愛する、無口な21歳の理系大学生。無類の暑がりで、すぐに服を脱ぐ。動きが早く、高速の連続攻撃を繰り出してくる。遠距離から放たれる矢もやっかいだ。
「井出 愛穂」は、ネットアイドルとして活躍する19歳のボクっ子。ネコ、サル、クマなどのぬいぐるみを武器とした技を繰り出してくる。
「鳥羽 利奈」は、常にスーツとネクタイを着用している、22歳の女探偵。趣味はワインとモデルガンの収集。問答無用の強烈な拳で相手を叩き伏せる。
「西垣 友」は、実業団バレー部に所属する、スポーツ万能の23歳。ロケットマニアで鉄道マニアである。バレーボール、ボクシング、スケート、ゴルフ、テニスなどのスポーツ系の技に加え、ロケットや列車を使った技も繰り出してくる。